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車椅子バスケのクラス分けとは?選定方法と目的をご紹介

車椅子バスケのクラス分けというのをご存知無い方も多いのではないでしょうか?

今回は「車椅子バスケのクラス分けとは?選定方法と目的をご紹介」というテーマで車椅子バスケのクラス分けについてご説明します。

車椅子バスケのクラス分けとは

車椅子バスケには「クラス」と呼ばれる点数が選手一人一人に付けられています。

そのクラスがどのように分けられているのかとクラスが必要な目的を見ていきましょう。

クラスは障害の度合いで分けられる

車椅子バスケの選手は障害の度合いによってクラス分けされています。

基本は「1.0」「2.0」「3.0」「4.0」の4段階ですが、中間的能力の場合は0.5を加えるため全部で8段階のクラスがあることになります。

車椅子バスケのクラス

障害の重さ
重い 1.0→1.5→2.0→2.5→3.0→3.5→4.0→4.5 軽い

障害が最も重い選手が1.0、最も障害が軽い選手が4.5です。
それぞれの点数がどの程度の障害かについては知恵袋の回答が参考になったので引用させていただきました。

1.0の選手は筋力もない人です。椅子に座りながら下に落ちているペンを取るのも苦労するくらい。
2.0は、前傾姿勢取れるくらい。
3.0は、上半身はほぼ健常者と変わらないけど、踏ん張りが効かない感じ。
4.0は健常者とほぼ変わらないです。切断とかかな。それ以外の障害はない人。

引用:Yahoo!知恵袋

ちなみに、持ち点1.0~2.5の選手をローポインター、3.0~4.5の選手をハイポインターと呼びます。

障害の度合いが低いことからコートではハイポインターが有利になることが多いですが、ローポインターの出場機会もしっかり確立されていますので説明します。

 

クラス分けの目的は出場機会の平等化

車椅子バスケでクラス分けをする最大の目的はどのクラスの選手でも出場機会を平等にすることにあります。

車椅子バスケも通常のバスケットボールと同じようにコートでプレイできる人数は5人ですが、自由に組んでしまうと障害が軽いハイポインターが多くなってしまいローポインターが試合に出ることができなってしまいます。

このような問題を解決するために、「コート内でプレイできるプレイヤーの合計点数が14点以内でなければならない」と定めたルールがあります。
これを「ポイント制度」と言います。

ポイント制度の例

4.5、3.5、2.5、2.0、1.5=14点 OK
4.0、4.0、3.5、1.5、1.0=14点 OK
4.0、4.0、4.0、1.0、1.0=14点 OK
4.0、4.0、4.0、3.0、1.0=16点 NG!

このようにポイント制度を設けることで障害の度合いに関わらず平等に出場機会を与えられることになります。

この組み合わせは14点以内であればチームで自由に決められます。

多くの場合、4.0や4.5と言ったクラスの選手がエースになりやすいですが、障害が重くてもハイポインターよりうまいローポインターもたくさんいますのでそういったところも車椅子バスケの見どころです。

車いすツインバスケットボールの場合は、1チーム5名の合計点数が1.0~4.5点の合計11.5点以内です。

車いすラグビーの場合は、1チーム4名の合計点数が0.5~3.5点の合計8点以内と決められています。

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クラスによる車椅子の特徴

車椅子バスケに使用される車椅子は1つではありません。
それは障害の程度や個人の能力に合わせて車椅子が作られているため人によってさまざまな特徴があるためです。

多くの場合、ローポインターは低い車椅子、ハイポインターは高い車椅子に乗っています。

車椅子の主な特徴

ローポインターは腹筋や背筋に力が入りにくい場合が多いためバランスを崩しやすいという特徴があります。
そのためバランスが取りやすいよう車高が低く、背もたれの高い車椅子がよく使用されます。

ハイポインターは比較的自由に体を使える分ダッシュやターンを素早く行う動きが求められます。
そのため車高が高く、背もたれの低い車椅子がよく使用されます。

また、体の大きさや、ポジションによっても車椅子の特徴は異なってきます。

こいうった個々の特徴を見るのも車椅子バスケのおもしろいところです。

 

車椅子バスケのクラス分けまとめ

今回は「車椅子バスケのクラス分けとは?選定方法と目的をご紹介」というテーマで車椅子バスケのクラス分けについてご説明しました。

まとめ
  • 車椅子バスケのクラス分けは障害の度合いによって8クラスに分けられる
  • クラス分けをする目的は出場機会を平等にするため
  • 車椅子には選手によっていろいろな特徴がある

クラス分けの必要性がお分かりいただけたのではないかと思います。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!