野球

野球の作戦と戦術!基本パターンを初心者向けにわかりやすく解説!

野球で点数を取るにはさまざまな戦術を組み合わせて戦っていくのがセオリーです。

今回は野球の作戦がよく分からないという人のためにわかりやすく説明していきます。

作戦は細かく語り出すと切りがありませんが、ほぼ全ての戦術は今回説明する作戦の組み合わせで説明が付きますので、これだけ覚えていれば応用が利きます。

逆に言うと野球をやるなら絶対覚えておきたい内容となっていますので是非最後までご覧ください!

野球の作戦と戦術

まず、「野球で点が入るのはどういうときなのか?」を理解しておきましょう!

野球において点数が入るのはランナーがホームに生還したときだけです。

ヒットを打っても相手がエラーしてもランナーがホームに帰ってこなければ点数にはなりません。

そのため、野球はランナーをホームに帰すことを目的に作戦を立てます。

つまりどんな状況であっても、攻撃の戦術は次の3つのどれか、または組み合わせたものになります。

  • ランナーを出す作戦
  • ランナーを進める作戦
  • ランナーを帰す作戦

次の項目から、これら3つのそれぞれの戦術について解説していきます。

ランナーを出す作戦

野球では塁にランナーがいて初めて作戦が使えると考えてください。

そのためランナーがいない場合は、バッターが塁に出ることが作戦となります。

打ってランナーに出る


単純にピッチャー対バッターというイメージで、野球で最も分かりやすい作戦です。

バッターが塁に出られるパターンはいくつかあります。

  • ヒット
  • フォアボール
  • デッドボール
  • 相手のエラー
  • 打撃妨害

バッターが自力で出塁するにはヒットを打つしかありませんので、ランナーがいない場合は打つという選択が最も使われる作戦となります。

ホームランの場合だけはそのまま点数になります。

そのためホームランは野球の華ですが、そう簡単に打てないのでこれから紹介する作戦を使っていくわけです。

 

待つ(ウェイト)


相手の状況に合わせて「待つ」というのもよく使われる戦術です。

というのも、ピッチャーは全てストライクゾーンに投げてくるわけではないからです。

ピッチャーはバッターにヒットを打たれたくありませんから打ちにくいところに投げたりあえてボール球を投げてくることもあります。

コントロールが定まらない場合は待つ方が良い時もあります。

状況は本当に様々で、どのパターンに待つべきか打つべきかの話をするとすごく長くなるので、よく”待て”が使われるパターンだけご紹介します。

  • カウントが3ボール0ストライクのとき(四球になる確率が高い)
  • ランナーが盗塁するとき
  • 相手ピッチャーのコントロールが定まらない時
  • 相手ピッチャーの球種や特徴を見たい時
  • 次に来る球が打つのが難しい球だと読んだ時(低めの変化球など)

「待て」の指示はベンチからくる場合と自分で判断する場合があります。

必ずしもこのパターンに待つかというと絶対ではないですがこういうパターンによく使われるので覚えておくと良いでしょう。

 

ランナーを進塁させる作戦

塁にランナーがいる場合はさまざまな方法を使って塁を進めます。

その方法について解説していきます。

盗塁(とうるい)


基本的にランナーはベースに触れているときは安全です。
ベースに付いていればタッチされてもアウトにはなりません。

少し違う考え方をすると、相手にタッチされなければ次の塁に進むことができます。

それを利用したのが盗塁です。

盗塁は基本的にピッチャーがバッターにボールを投げた時に行われます。

例として、1塁ランナーが盗塁する流れを説明してみます。

  1. ピッチャーが投げる
  2. ランナーが1塁から2塁に走る
  3. キャッチャーがボールを捕って2塁に投げる
  4. 2塁でボールを捕った選手がランナーにタッチする
  5. ランナーがベースに着くのが早ければ盗塁成功(セーフ)
  6. タッチが早ければ盗塁失敗(アウト)

走るタイミングは自由です。ピッチャーが投げる前に走ってもキャッチャーがボールを捕ってから走っても盗塁という戦術になります。

よく使われる戦術ですので覚えておきましょう。

 

送りバント(犠牲バント・犠打)


送りバントは、バッターがアウトになる代わりにランナーを進めるという戦術で、非常によく使われる作戦です。

バッターが犠牲になることから犠牲バントや、犠打(ぎだ)とも言われます。

ヒットを打てればこの作戦を使うこともないのですが、そう簡単にヒットは打てません。

プロ野球のデータでは、ヒットが打てる確率は高くても3割、バントが成功する確率は8割以上というデータがあります。

このデータからも堅実にランナーを進めるという上では非常に効果的な作戦と言えます。

それでは実際に送りバントとはどのような作戦なのか、ノーアウトで1塁にランナーがいる想定で、流れを説明します。

  1. ピッチャーが投げる
  2. バッターがバントをしてフェアゾーンにボールを転がす
  3. 1塁ランナーは転がったのを見て2塁に走る
  4. 守備が転がったボールを捕る
  5. 1塁に投げてバッターはアウト
  6. その間に1塁ランナーは2塁に進んでいる

このような流れが最も基本な送りバントの形です。

バッターも塁に出ようとするバントはセーフティーバントと言い、ランナーの有無に関係無く使われます。

ただしセーフティバントは送りバントに比べて難しく失敗しやすいため、「絶対にランナーを送る!」という状況では確実な送りバントが好まれます。

 

ヒットエンドラン


ヒットエンドランは「盗塁」と「バッティング」を組み合わせたものというイメージです。

1塁にランナーがいる想定で、流れを説明します。

  1. ピッチャーが投げる
  2. 1塁ランナーが2塁に走る
  3. 1塁ランナーが走ったことでセカンドとショートが2塁のベースカバーに入る
  4. バッターが空いた一、二塁間に打つ!※超重要
  5. 1塁ランナーは3塁まで行く
  6. ランナー3塁、1塁のチャンスができ上がる

場合によってこのようにならない場合もありますがこの流れを成功させることがヒットエンドランの基本形です。

ヒットエンドランの場合、一番重要なのはバッターです。

バッターはどんな球が来てもバットに当てて、絶対にフライは打ってはいけないというのがこの戦術のセオリーです。

この作戦はバッターが空振りしてしまうとランナーがアウトになる確率がグンと上がります。

冒頭で「盗塁」と「バッティング」の組み合わせだと説明しましたが、実際はランナーのスタートは盗塁よりも若干遅れ気味になります。

理由は、ヒットエンドランは盗塁が目的ではなく、バッターが打つことを前提としているためです。

なのでランナーは牽制に気を使いつつ確実なスタートを切ります。

そのため盗塁より遅くなってしまい、結果刺されやすくなるのです。

さらにバッターがフライを打ってしまうと、ランナーは戻らなくてはならないため、最悪の場合ランナーもアウトになってしまいます。

ヒットエンドランは成功すれば大きなチャンスを作れる反面、失敗すると大きな損をする作戦なので、野球の試合が動きやすい戦術のひとつです。

少し複雑ですがよく使われる作戦なので覚えておきましょう。

 

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ランナーを帰す戦術

基本的にランナーがいる状態でヒットを打ち、ランナーがホームに帰ってくれば点数は入ります。

打つこともちゃんとした戦術ですが、ここではヒットでなくても点数を取る作戦を解説しようと思います。

スクイズ


プロ、アマ問わずよく使われるのがスクイズです。

三塁ランナーをホームに帰すバントと考えると分かりやすいかと思います。

詳しい説明の前にまず流れを見てみましょう。
ノーアウトランナー三塁の場面を想定します。

  1. ピッチャーが投げる
  2. 3塁ランナーがホームに走る
  3. バッターがバントしてフェアゾーンに転がす
  4. 守備がボールを捕っている間に3塁ランナーがホームに帰る

このような流れになります。

しかし実際は送りバント程成功率が高くありません。

理由はプレーがランナーの近くで行われることバッターはどんな球でもバットに当てなければならないためです。

どういうことかというと、三塁ランナーはホームに盗塁する形で走ってきます。

もしバッターが空振ってしまった場合、ボールはキャッチャーが持つことになります。

そこに三塁ランナーが走って行ってはタッチアウトになってしまいますよね?

だからバッターは飛びついてでもバットに当てなくてはならないんです。

また、バットに当てることができてフェアゾーンに転がったとしても、ホーム近くのプレーになるため三塁ランナーがタッチされる確率が上がります。

ヒットを打つよりは確率は高いですが確実に点が取れるかというと、状況や相手次第とも言えます。

スクイズは1点を争う場面でなかなかヒットで点を取れないピッチャーのときによく使われます。

この戦術は成功すると1点取ることができますが、失敗するとせっかく三塁まで進めたランナーがアウトになってしまうので、試合を左右する重要なプレーになることも少なくありません。

点数を取る戦術としては頻繁に使われる作戦なので絶対覚えておきましょう!

 

犠牲フライ


三塁にランナーがいて、アウトカウントがノーアウトか1アウトの時に使われます。

ランナーはフライの場合、守備がフライを捕ってからなら次の塁に走ることができます。

それを利用したのが犠牲フライになります。
3塁にランナーがいるときの流れはこのようになります。

  1. ピッチャーが投げる
  2. バッターがフライを打つ
  3. 守備がフライを捕る
  4. 3塁ランナーは守備がフライを捕ったのと同時にホームに走る
  5. タッチされずにホームに帰ってこられたら得点になる

実際、犠牲フライとなるのはほぼ外野フライです。

一概には言えませんが外野の定位置よりも深い場合は犠牲フライを狙えるチャンスとなります。

どこのフライであってもルール上走ることはできますが、内野フライだと近すぎるので普通は走ることはありません。

この作戦ではバッターは外野フライを狙えば良いので、バッターが外野に飛ばすのが得意な選手の場合はスクイズよりも犠牲フライを狙うこともあります。

野球ではよくある点数の入り方ですが、初心者の人は「なんで今点数入ったの?」とよくなるプレーですので覚えておきましょう!

 

野球の作戦と戦術まとめ

今回は「野球の作戦と戦術!基本パターンを初心者向けにわかりやすく解説!」というテーマで解説しました。

ここで挙げたものは基本中の基本となるものなので、実際は状況に合わせて数えきれないほどの方法があります。

しかしそのほとんどは今回説明したものを組み合わせたものになるので、これらの基本が分かっていれば他の戦術を見ても理解が早いはずです。

戦術が分かってくると野球がグッと面白くなりますので、是非参考にしてみてください!

それでは!