野球

サイン盗みはなぜダメなのか?今のルールがちょっとヤバい!

メジャーリーグのアストロズがサイン盗みを行ったとして問題になっていますね。

ですが、そもそもなぜサイン盗みがなぜダメなのか知っていますか?

もし知らずに批判しているとしたらチコちゃんに怒られますのでこの記事でサクッと覚えておきましょう。

今回は「サイン盗みはなぜダメなのか?今のルールがちょっとヤバい!」というテーマでサイン盗みがダメな理由をわかりやすく解説していきます!

サイン盗みはなぜダメなのか

サイン盗みをすると試合が長くなる

サイン盗みを許容してしまうとより相手に読まれなくするためにサインが複雑化します。そうなるとサインの交換に時間が掛かり、試合時間が伸びてしまいます。

そのためサイン盗みの他にも試合を遅延させるような行為は問題視されます。

1球にかかる時間は数秒だとしても、1球平均5秒伸びてしまえば両チーム合計200球だとしても16分も試合が伸びます
実際は200球以上投げますし、怪しい時にプレートを外したりタイムをかける時間も加わればさらに伸びるでしょう。

 

野球は制限時間が無いように見えて実は目安時間は決められています。運営側からすれば時間短縮は重要課題だったりするのです。

これが「サイン盗みはダメ」と言われる理由のひとつです。

昔プロ野球で「乱数表」と呼ばれる表をグローブに貼ってプレーしていたことがありました。
写真のような乱数表がキャッチャーとピッチャーの両方のグローブに貼ってあり、例えば「1の5ならストレート」「2の3ならスライダー」のような使い方をします。しかし毎回表を見て確認しなくてはならず時間遅延になるとして禁止されました。

 

実はサイン盗みには罰則が無い

実は野球規約には「サイン盗み」に関して明確な罰則は記載されていません。

ではなぜ今回メジャーリーグで問題になったかというと、メジャーリーグにはアンリトンルールというルールがあるからです。

アンリトンルールというのは日本で言うところの「暗黙の了解」とか「紳士協定」のようなものです。

要は「相手に敬意を表したプレーをしましょうね」ということなんですが、サイン盗みはそういった「相手への敬意」に反するため問題視されるというわけです。

逆に明確なルールがないためにハッキリと「ルール違反だ!」となりにくいのが現状です。だから大抵は問題になっても疑惑とか騒動で終わってしまいます。

日本の高校野球ではサイン盗みを禁止していますが厳重注意だけで罰則はありません。プロ野球も罰則は決められていません。

 

電子的手段でのサイン盗みは禁止行為

サイン盗みについては明確な罰則はないとお伝えしましたが「電子的手段」を使用した場合は禁止行為にあたります。

サインを盗むことは常に規則に反するわけではありません。メジャーリーグでは電子的手段でサインを盗んだ場合は禁止行為です。

引用:スポーツチャート

今回アストロズが行ったサイン盗みはベンチ裏にサイン解読用のモニターを設置し、その情報をゴミ箱を叩く音によってバッターに伝えていたとされています。

▼その様子がコチラ。(投げる直前に「ドンッ」と聞こえますがそれが変化球の合図です。)

また一部の報道ではアップルウォッチも使用していたとの報道も。

更に2017年の序盤から2年間も行っていたというのだから他のチームはたまったもんじゃないですよね!怒

サイン盗みについては問題視されても結局罰が与えられないまま終わってしまうことが多いんですが、今回は明らかな禁止行為を行ったとして関係者には罰則が与えられました。

今回与えられた罰則
  • アストロズのヒンチ監督 解任
  • メッツのカルロス・ベルトラン新監督 解任
  • レッドソックスのコーラ監督 解任
  • アストロズは次回のドラフト1位と2位の指名権剥奪

ちなみに過去のチーム成績や個人成績は剥奪しないようです。

 

スポンサーリンク

 

今後サイン盗みの罰則は作られるのか

今回のサイン盗みが大きく問題視されたことで、サイン盗みに関する罰則やルールが作られるのか気になるところです。

この点に関してはまだ野球界で大きな動きは見られませんが、野球元日本代表の里崎智也さんが自身のYouTubeチャンネルで意見を述べていたので掲載させて頂きます。

↓内容をまとめるとこんな感じです。

  • 罰則強化が抑止力になるからもっと厳罰化するべき
  • チームでやってたのなら選手個人も罰するべき
  • 「みつかったらヤバいぞ!」という厳罰化が必要
  • オリンピックではドーピングが発覚したらメダルも記録も剥奪なんだからインチキしたら記録剥奪!くらいの罰が必要
  • 中途半端な調査じゃだめだから第三者委員会のような監視するところが必要

動画では里崎さんの冗談風なところもありますが、こういった意見は個人的には賛成ですね。

サイン盗み=悪 だとするならルール化するべきだと思います。というかルール化しないと規制できないと思います。

 

サイン盗みはなぜダメなのかまとめ

今回はサイン盗みはなぜダメなのか?今のルールがちょっとヤバい!というテーマでお送りしました。

まとめ
  • サイン盗みがダメな理由は「相手への敬意」に欠けるから。
  • 現在サイン盗みに関しての厳密なルールはない。
  • ただしアンリトンルールという暗黙のルールがある。日本も似たようなもの。
  • 電子的方法でサイン盗みをした場合は禁止行為になる。
  • 今後サイン盗みに関する明確なルールが作られるかは不明だが野球著名人の里崎氏は作るべきと言っている。

ちなみに「盗まれる方が悪い」という意見に対しては一理あると思う反面、話がずれていると思うのが個人的な考えです。サインの盗み合いになったら泥試合になって見てる方もやってる方も楽しくないじゃないですか。それに結局それではイタチごっこですからね。

サイン盗みの基本的な方法についてもまとめていますのでコチラの記事も合わせてご覧ください。>>サイン盗みの方法を解説!よくあるサイン盗み3パターン

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!