交通安全

オービスの種類を画像付きで解説!事前に検知する方法もご紹介

スピード違反を自動で取り締まる「オービス」ですが、2020年以降は従来の固定式オービスに代わり移動式オービスが主流になっていくため必然的に検挙数が増えると考えられています。

「今まで通り走っていたら検挙された!」なんてことにならないためにオービスの種類をまとめてみましたのでこの機会に覚えておきましょう!

今回は「オービスの種類を画像付きで解説!事前に検知する方法もご紹介」と題してお送りします。

オービスの種類を画像付きで解説

オービスの正式名称は「自動速度違反取締装置」と言い全部で6種類あります。

全て画像付きでわかりやすく解説していきます。

①レーダー式オービス

レーダーが頭上、カメラが路肩に設置してある。

走行する車にレーダーを照射してスピードを感知します。

スピード違反を検知し撮影された場合は路肩にあるカメラのフラッシュが赤く光ります。

フィルム式のためフィルム切れを起こす可能性があり、ストロボが光っても通知が来ない場合があります。

電波を発生させているためレーダー探知機で発見するのが容易です。

②ループコイル式オービス

ループコイルは道に埋め込んであるため見えないが路肩にカメラがある。

見晴らしが良いので気付きにくいですがカメラが路肩にある場合はループコイル式です。

ループコイル式のスピードの測り方

道路に白く短い線がある場合はその下にループコイルが埋まっています。

ループコイルは磁場によってループコイルとループコイルの間を走り抜けた車の時間を測りスピードに換算しています。

レーダー式オービス同様、スピード違反を検知すると路肩にあるカメラのフラッシュが赤く光りますが、フィルム式のためフィルム切れを起こす可能性があります。

電波を発しないためレーダー探知機では探知できませんが場所情報が登録されているためループコイル対応のレーダー探知機ならGPSにより場所を表示できます。

ループコイルは基本的に3本で1セットになっていて6.9m間隔で埋め込まれています。
これは誤測定防止のためで、例えば「①→②」の速度と「②→③」の速度を比較し、測定に大差があった場合は撮影されません。

 

③Hシステムオービス

四角い白いアンテナが特徴。

High Speed(高速)の「H」を取って「Hシステム」と名付けられています。

古いレーダー式と違ってカメラがデジタル式なのでフィルム切れが無く、写真を撮られたら確実に出頭通知が届きます。

カメラは道路の真上に設置されていて撮影時はランプが赤く光ります。

Hシステムオービスは照射パターンを変えて探知されにくい工夫がされていますが、ループコイル式同様に固定式のため位置情報によって探査機に表示されます。

日本で一番数が多いのがこのHシステムオービスですが、現在は製造メーカーである三菱電機が事業から撤退したため今後Hシステムオービスは減少していくと考えられます。

 

④LHシステムオービス

ループコイル式のHシステム

「LH」Loop coil(ループコイル)High Speed(高速)の頭文字です。

Hシステムと違うのはスピード測定がループコイル式であることです。

道路に横に引かれている白く短い線の下にループコイルが埋まっています。

これもカメラがデジタル式なのでフィルム切れが無く、写真を撮られたら確実に出頭通知が届きます。

カメラは道路の真上に設置されていて撮影時はランプが赤く光ります。

盗難車や逃走車などを追跡する目的で使用される「Nシステム」というものに見た目は類似していますが、Nシステムは車種やナンバープレートを撮影する機器で速度測定はできません。LHシステムとの違いは赤いランプの有無で確認できます。

Nシステムには赤いランプが付いていない。

 

⑤移動式オービス

三脚とカメラのみで持ち運びが容易なのが移動式オービスの特徴です。

特徴的なのがその測定方式で主に「レーザー式」を採用しています。

言葉は似ていますが電波を放つ「レーダー式」とは異なるものです。

レーザーは電波を放たないためレーダー探知機で探知するのは不可能で、位置登録もできません。その上どこにでも設置できます。

更に経費を他のオービスの3割程度に抑えられるということで導入が増えています。

神出鬼没でいつどこに現れるか分からないこの移動式オービス「予防」より「検挙」を目的にしていると言えます。

現在ではレーザー式オービスにも対応した探査機がありますが、設置場所の数十メートル手前でしか検知できないため油断は禁物です。

 

⑥センシスSSSシステム

スウェーデンの「Sensys Gatso Group社」の「SENSYS SSS(Speed warning Safety System)」というのが正式名称ですがこれを略して「センシスSSSシステム」と呼ばれています。

レーダー式ですが他のオービスと違うのは1機で複数車線の複数車両を同時に取り締まることができるという点です。

更に歩行者に速度違反車両の接近を音で知らせる機能を持っている高性能オービスです。

現在は埼玉県北本市と岐阜県大垣市の2か所のみに試験的に配置されていますが、今後全国的に設置する計画とのことなので身近な場所に設置される日も遠くありません。

 

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オービスは何キロから光るのか

これは公式に発表されていないので過去の事例からの推測になりますが、一発免停にあたる時速30キロ以上(高速道路は40キロ以上)でオービスが光ることが多いと言われています。

つまり赤キップ以上ですね。

しかし近年は速度の取締りが強化されてきていて、15キロオーバーでも光ったという事例も報告されています。

しかし15キロオーバーで光った事例は一般道で、高速道路ではほとんど例がありません。

これは10年で20万キロ以上走り回っている僕の個人的な経験則ですが「交通量や危険度によって光る速度が異なるのではないか」と思っています。

「絶対にオービスを光らせたくない!」という場合は法定速度で走るのが一番ですが、15キロ未満の検挙というのは警察が公表している検挙数を見てもほぼ無いので、15キロを目安に考えるのが良いと思います。

あくまで目安です!速度オーバーを助長するものではありませんので注意!

 

オービスを事前に検知する方法

交通ルールを守って安全運転を心掛けることが大原則ですが、オービスがある場所を事前に知ることができれば危険運転の抑制にもなりますし何より心に余裕が生まれますよね。

ここではオービスの設置場所を検知する方法をご紹介します。

固定式オービスの表示板を意識する

固定式オービスの設置場所には必ず事前表示があります。

道路を走っていて「速度自動取締機設置路線」「自動速度取締路線」といった表示板を見かけたらその先に固定式のオービスがある可能性が高いので意識して見るようにしましょう。

前方を見て運転していれば自然と目に入るように設置されています。

~なぜわざわざ事前告知するのか?~

写真撮影を行うオービスは、例えスピード違反者であっても無断で撮影すると肖像権やプライバシーの侵害となってしまうため事前告知がされています。

つまり事前表示は法律違反を避けるために設置しているということになります。

 

オービスの場所がわかるアプリを使う

Android向けアプリですが交通違反撲滅委員会というアプリがあります。

このアプリではオービスだけでなくネズミ捕りなどさまざまな取り締まりに対応しています。

アプリには無料版有料版があり、無料版は広告が表示されたり一部の情報が表示されません。有料版は広告も無くリアルタイムで取り締まり情報が更新されているため使用する場合は有料版がオススメです。

このアプリの仕組みはレーダー探査機とは違いアプリユーザーからの目撃情報を基に作られているため比較的交通量の多い場所での使用に適していると言えます。

対して郊外ではアプリユーザーが少ないため十分に機能しない心配もあります。

アプリを始めると「新人委員」から始まり、取り締まり場所をアプリに報告するごとに階級が上がる仕組みです。

スマホアプリで便利ですが運転中は絶対に操作しないようにしましょう!

 

レーダー探査機を車に搭載する

写真はイメージです

最も効率的且つ効果的なのはレーダー探査機を車に搭載することです。

ただし、オービスには「レーダー式」「ループコイル式」「レーザー式」があります。

古いタイプや安価なレーダー探査機ではレーザー式に対応していなかったり精度が悪い場合があるので注意しましょう。現在売られている2~3万円台の探査機であれば全てに対応している場合が多いです。

レーダー探査機はオートバックスなどのカー用品販売店に置いてありますのでこれらを参考にして選ぶといいでしょう。設置費は3000円~5000円程度です。

きちんとしたものを付けようと思うと少々高価になってしまうところはデメリットですが最も効果がある方法と言えるので余裕があれば考えてみてください。

レーダー探査機を付けることに対しては今のところ違法性はありません。

速度超過防止と安全運転の推進になるためと考えられています。

 

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オービスの種類を画像付きで解説【まとめ】

今回は「オービスの種類を画像付きで解説!事前に検知する方法もご紹介」と題してお送りしました。

今回紹介した6種類のオービスについて簡単にまとめました。

種類 方式 位置 カメラ フィルム切れ 検知度
レーダー式 レーダー 頭上 道路脇 あり
ループコイル式 ループコイル 地下 道路脇 あり
Hシステム レーダー 頭上 頭上 無し
LHシステム ループコイル 地下 頭上 無し
移動式オービス レーザー 神出鬼没 一体 無し
センシスSSS レーダー 道路脇 一体 無し 不明

これらのオービスの検知方法としては下記の3つ。

  • 固定式オービスの表示板を意識する
  • オービスの場所がわかるアプリを使う
  • レーダー探査機を車に搭載する

オービスを意識することで安全運転にも繋がりますので意識して運転してみてください。

交通ルールを守って安全運転を心掛けましょう!

ちなみにオービスの他に交通違反を取り締まるネズミ捕りについてはネズミ捕りは何キロオーバーから?反則金と点数もまとめてみたという記事も合わせて読んで頂くとより効果的なのでオススメです。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!