海外の話題

グレタは何をしたのか?過去の活動をわかりやすく解説!

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんですが、「何をしたのかイマイチわかってない」という人のためにまとめてみました。これを読めば大筋は理解できると思います。

今回は「グレタは何をしたのか?過去の活動をわかりやすく解説!」というテーマでわかりやすく解説していきます。

グレタは何をしたのか

グレタは環境活動家として「地球温暖化対策」を訴えている

わかりやすく言うとグレタさんは「若者の未来のために地球温暖化を食い止めろ!」と世界に訴えている人物です。

いまのところグレタさん自身が実際になにか対策を講じているわけでは無く、あくまでも発言をしているだけの状況です。

これを訴えかけたのが16歳だったこともあり注目され、更に国際的な場で強烈な演説をしたのをきっかけに良くも悪くも大注目されるようになります。

実際どんな経緯でグレタさんが注目されるようになっていったか時系列順に並べてみました。

 

環境問題を考えすぎて11歳で体を病む

グレタさんが初めて環境問題について知ったのは8歳の時で、大変ショックを受けこの時から環境問題に関心を持つようになります。

それから3年経ってグレタさんが11歳になったとき、環境問題を考えすぎて体重が2か月で10キロ減ったとのこと。環境問題に対する執着心が異常だとして病院に行ったところ「アスペルガー症候群」という診断を受けます。

アスペルガー障害とは

アスペルガー症候群では、コミュニケーションや対人関係が不器用になったり、決められたことに強くこだわるなどの症状が現れるとされています。

グレタさん自身は「アスペルガーだからこそ白と黒がはっきり言える」として「スーパーパワー」と呼んでいて自分の長所だと言っています。

 

スウェーデンの国会議事堂前で座り込む

2018年8月、15歳で高校生になったグレタさんは毎週金曜日に学校を休み、スウェーデンの国会議事堂の前で座り込みとビラ配りを行いました。

ビラには「お前たちが私の未来を台無しにしようとしているから私はこんなことをしているんだ!」という内容が書いてあり、環境問題について激しく訴えました。

この時点ではあくまで個人の環境活動家だったグレタさんですが、その様子をツイッターやインスタグラム、YouTubeに投稿してから一気に注目されるようになります。

この頃、グレタさんに賛同した人たち2万人世界各地の270都市でデモを行うようになります。

 

地球温暖化対策の会議「COP24」に招待される

2018年12月、グレタさんの活動が評価され、ポーランドで開かれた地球温暖化対策の会議「COP24」に招待されました。

グレタさんはその会議で「大人は自分の子どもを誰よりも愛していると言いながら、子どもの未来を奪っている」といった内容の演説したことでグレタさんの活動が世界に知られようになります。

このときグレタさんはノーベル平和賞の候補に推薦されました。(受賞はしていません)

 

ヨットで大西洋横断をして日本でも話題に

Twitterより

実際この時点まで日本にはグレタさんを知る人はあまりいませんでしたが国連気候変動サミットで演説するために「ヨットで大西洋を横断する」とニュースになったところから一気に話題になりました。

飛行機ではなくあえてヨットを選んだ理由は「飛行機は温室効果ガスを出すためという理由でした。

ヨットで移動した本当の理由は?

多くの人は「飛行機の方がエコだったでしょ?」と言っていますが、あえてヨットにしたのは売名行為と考えるのが賢明です。
実際このヨットでの横断は世界中が注目し、グレタさんの名前と活動は世界中に広まりました。
そういう意味では大成功だったと言えるのです。

 

国連気候変動サミットでの演説が大炎上

日本で最も話題になったのはこの演説でしょう。とにかく強烈。

国連気候変動サミットで各国の代表を相手に演説しその内容が大炎上しました。

「涙の演説」とか「狂気の演説」とか言われている演説です。

動画には和訳が入っているので、もし「一度も見たことないよ」と言う人がいたら周りの話についていけなくなりますので一度は見ることをオススメします!

 

▼演説内容の日本語訳全文がコチラ ※最後にまとめているので飛ばしてもOK。

私が伝えたいことは、私たちはあなた方を見ているということです。そもそも、すべてが間違っているのです。私はここにいるべきではありません。私は海の反対側で、学校に通っているべきなのです。

あなた方は、私たち若者に希望を見いだそうと集まっています。よく、そんなことが言えますね。あなた方は、その空虚なことばで私の子ども時代の夢を奪いました。

それでも、私は、とても幸運な1人です。人々は苦しんでいます。人々は死んでいます。生態系は崩壊しつつあります。私たちは、大量絶滅の始まりにいるのです。

なのに、あなた方が話すことは、お金のことや、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり。よく、そんなことが言えますね。

30年以上にわたり、科学が示す事実は極めて明確でした。なのに、あなた方は、事実から目を背け続け、必要な政策や解決策が見えてすらいないのに、この場所に来て「十分にやってきた」と言えるのでしょうか。

あなた方は、私たちの声を聞いている、緊急性は理解している、と言います。しかし、どんなに悲しく、怒りを感じるとしても、私はそれを信じたくありません。もし、この状況を本当に理解しているのに、行動を起こしていないのならば、あなた方は邪悪そのものです。

だから私は、信じることを拒むのです。今後10年間で(温室効果ガスの)排出量を半分にしようという、一般的な考え方があります。しかし、それによって世界の気温上昇を1.5度以内に抑えられる可能性は50%しかありません。

人間のコントロールを超えた、決して後戻りのできない連鎖反応が始まるリスクがあります。50%という数字は、あなた方にとっては受け入れられるものなのかもしれません。

しかし、この数字は、(気候変動が急激に進む転換点を意味する)「ティッピング・ポイント」や、変化が変化を呼ぶ相乗効果、有毒な大気汚染に隠されたさらなる温暖化、そして公平性や「気候正義」という側面が含まれていません。この数字は、私たちの世代が、何千億トンもの二酸化炭素を今は存在すらしない技術で吸収することをあてにしているのです。

私たちにとって、50%のリスクというのは決して受け入れられません。その結果と生きていかなくてはいけないのは私たちなのです。

IPCCが出した最もよい試算では、気温の上昇を1.5度以内に抑えられる可能性は67%とされています。

しかし、それを実現しようとした場合、2018年の1月1日にさかのぼって数えて、あと420ギガトンの二酸化炭素しか放出できないという計算になります。

今日、この数字は、すでにあと350ギガトン未満となっています。これまでと同じように取り組んでいれば問題は解決できるとか、何らかの技術が解決してくれるとか、よくそんなふりをすることができますね。今の放出のレベルのままでは、あと8年半たたないうちに許容できる二酸化炭素の放出量を超えてしまいます。

今日、これらの数値に沿った解決策や計画は全くありません。なぜなら、これらの数値はあなたたちにとってあまりにも受け入れがたく、そのことをありのままに伝えられるほど大人になっていないのです。

あなた方は私たちを裏切っています。しかし、若者たちはあなた方の裏切りに気付き始めています。未来の世代の目は、あなた方に向けられています。

もしあなた方が私たちを裏切ることを選ぶなら、私は言います。「あなたたちを絶対に許さない」と。

私たちは、この場で、この瞬間から、線を引きます。ここから逃れることは許しません。世界は目を覚ましており、変化はやってきています。あなた方が好むと好まざるとにかかわらず。ありがとうございました。

グレタさんが言いたかったことをわかりやすくまとめると、

「あなたたちは環境問題について知っていながら何もしていないじゃないですか!私たちの未来が掛かっているのだから何とかしなさいよ!裏切ったら絶対許しませんよ!」

という感じです。

ただ、科学的な根拠に基いているように見えますが「具体的にこうしてほしい」というのは語られていません。

それは単純に知識が無いのでそこまで語ることができなかったのだと思います。

しかし世界から大きな注目を集めたことには変わりなく、その後世界的に意見が飛び交うようになりました。

 

そしてグレタさんへの評判はなかなか過酷なものです。評判について詳しくはグレタ・トゥーンベリの評判は?ネットの反応をまとめてみたという記事にまとめてみましたので合わせてご覧ください。

 

スポンサーリンク

グレタは何をしたのか&過去の活動まとめ

今回は「グレタは何をしたのか?過去の活動をわかりやすく解説!」というテーマでお送りしました。

まとめ
  • グレタさんは地球温暖化を危惧して二酸化炭素の排出量削減を訴えている環境活動家
  • 8歳のときに環境問題を知り11歳で体を病む
  • 15歳でスウェーデンの国会議事堂前での座り込む
  • 国際気候変動サミットにヨットで移動し話題になる
  • サミットの演説が大炎上し名前が知れ渡る

グレタさんに対する風当たりは非常に強いものがありますが環境問題を改めて認知させることはできているのではないでしょうか。実際こういうニュースを見ると、身の周りでできることはやっていかなきゃなと感じさせられます。