野球

変化球の種類と軌道を解説!覚えておきたい基本の9球種!

今回のテーマは野球のピッチャーが投げる「変化球」について、種類と軌道を解説します!

ストレートとカーブくらいはわかる人多いと思いますが、「シンカーは?」「スプリットは?」「ナックルは?」と聞かれてどんな球種なのかすぐ答えられないなら見る価値あります!

変化球が分かると野球が超おもしろくなりますよ。

今回は「変化球の種類と軌道を解説!覚えておきたい基本の9球種!」というテーマで図入りでわかりやすくお送りします!

変化球の種類と軌道

変化球にはそれぞれ特徴があります。

球速が遅めで大きく曲がる変化球もあれば、球速があって小さく曲がる変化球もあります。

それぞれの変化球の特徴を理解しやすいように次の指標でまとめました。

  • 球速(球のスピード)
  • 変化(変化量)
  • 頻度(試合で見る頻度)

評価はあくまで個人的なものですが、一般的な考え方として大きなズレは無いと思います!

それではレッツゴー!

ストレート(直球)


ストレートは変化球ではありませんが、これから紹介していく変化球と比較できるようにあえて載せました。

ストレートはピッチャーが投げる球で一番速い球です。

変化としては基本的には真っ直ぐです。
よくシュート回転して若干変化する選手もいますが、ストレートとして扱われます。

最もコントロールが定まりやすく、ほとんどの試合でピッチャーが投げる球の半分以上はストレートで構成されます。

ストレートを投げないピッチャーは基本的にいません。

 

変化球①カーブ


変化球の中で最も一般的でよく使われるのがカーブです。

カーブは主にストレートと組み合わせて打者のタイミングをずらす目的で使われます。

球速は変化球の中では1、2位を争うくらい遅めですが、変化量としては1番変化量が多いと言っていいでしょう。

変化としては山なりで斜めに曲がることが一般的です。

習得しやすく使いやすい球種なので、試合でもよく使われる変化球です。

細かく分けるとカーブの中にも種類があります。
通常よりさらに遅いスローカーブ、逆にスピードを上げたパワーカーブ、縦に落ちるドロップカーブ、など投げる人によって様々です。

 

変化球②スライダー


カーブとストレートの中間くらいの球です。

カーブは山なりなことが多いですが、スライダーは横に滑るような変化をします。
そのためバッターはボールを追いかけに行って空振りすることが多いです。

三振を狙いやすく、ツーストライクに追い込んだ後の決め球として投げられることが多い球です。

スライダーも細かく分けると種類があります。
ストレートに近い球速の高速スライダー(Hスライダー)、縦に落ちるVスライダー(縦スラ)、カーブとスライダーの中間くらいの変化をするスラーブなどがあります。

 

変化球③フォーク


フォーク人差し指と中指でボールを挟んで投げる球です。

その形が食器の「フォーク(Fork)」に似ていることから名前が付きました。

指で挟んで投げることから球速が出にくく、握力が非常に消耗されるため投げるのは難しい球です。

しかし真下にストンッと落ちるため、投げることができれば空振りを取れる確率が高い球種です。

そのため三振を狙う場面でよく使われます。

フォークは非常に効果的な球ですが、うまく投げることができないと失投となりただのスローボールのような球になってしまうため、バッターに痛打されやすいという面も持ち合わせています。

そういった理由もあり、多投はしない傾向にあります。

 

変化球④スプリットフィンガードファストボール(SFF)


名前が長いので「スプリット」と呼ばれることが多いです。

フォークとストレートの良いとこ取りをしたような球で、ストレートに近い球速でフォークよりも浅い変化をします。

フォークよりも指の間を狭くすることでこのような球を投げることができます。

フォークよりも変化は少ないので三振を取るよりもバットの芯を外して打たせて取ることが多い球です。

握力の消耗もフォーク程激しくなくコントロールも付けやすいことから近年ではよく使われるようになってきました。

田中将大投手や大谷翔平投手の持ち球で、大谷選手のスプリットはバッターの視界から消えることからメジャーで”魔球”と呼ばれています。

 

変化球⑤チェンジアップ


ストレートと同じ腕の振りでストレートより遅くやや沈む球です。

変化すると言うよりも「ストレートの腕の振りなのに遅い球が来る」という状態になるので、バッターのタイミングを外して力のない空振りや打ち損じを狙うことができます。

握り方を鷲掴みにしたり、人差し指と親指で丸を作るような手の形で握ることであえて球速を出にくくしています。

チェンジアップは他の変化球に比べて変化や用途がわかりにくいので参考になる動画を載せてみました。
ちょっと古い映像ですがコチラが参考になります。

 

変化球⑥シュート


方向としてはスライダーの逆方向に曲がる球です。

シュートは変化量としては少ないですが、ほぼストレートと同じ球速で投げることができます。

バッターを詰まらせるのに有効で、三振を取る際は見逃し三振になることが多い球です。

見逃し三振になる理由はシュートがストレートに近い球速なのと、本格的に投げる投手が少なく変化自体が見慣れないためです。

肩肘の柔軟性が必要な変化球であり、投げる投手はプロでも限られています。

ストレートが自然とシュートする”ナチュラルシュート”を投げる投手がいますが故意に投げるシュートとは特徴が大きく異なります。

ナチュラルシュートの場合は大抵フォームが崩れているのが原因で起きるので怪我のリスクが上がります。
また、本意でないシュートには威力が無いため打たれる確率が上がるなど、良いことがあまりないので矯正することが多いです。

 

変化球⑦シンカー(スクリュー)


変化方向としてはカーブの反対です。

変化量としてはそれほど多くなく、球速も遅めのためあまり見ることは多くありません。

また、カーブと違って体の外側に腕を捻って投げることから、肩甲骨や腕周りの柔軟性が欠かせません。

ただ、横投げの場合は投げやすいため、サイドスローの投手には好まれる球種です。

投げる投手が少ない分、バッターも見慣れない変化球なのできちんと投げることができれば抑えられます。

ちなみに、左ピッチャーが投げるシンカーを「スクリュー」と言います。

球の回転方向が左投手の場合は船のスクリューと同じ方向に回転するため付けられたと言われています。

 

変化球⑧ナックル


ナックル投げた本人もどういう変化をするのか分からない球です。

ナックルはボールを鷲掴みにした状態から人差し指と中指を立てて、リリースの際に弾いて投げるためボールに回転が掛かりません。

すると投げられたボールは縫い目に強い空気抵抗を浴び、結果左右に揺れて落ちる変化になります。

ボールの動きからスネークボールなどとも呼ばれることがありますが日本ではあまり一般的な呼び方ではありません。

きちんとしたナックルを安定して投げられる人は滅多にいません。

ナックルは球速が非常に遅いので、しっかりと変化しなければただの打ち頃のスローボールになってしまう非常にリスキーな球です。

そのためナックルは試合で見ることはほとんどない幻の変化球とも言えます。

 

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野球の変化球まとめ

今回は変化球の種類と軌道を解説しました。

細かいものも含めたら紹介しきれませんが、今回ご紹介した球種は基本となりますので覚えておくと野球をするのも見るのも楽しくなると思いますよ!

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!