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100ワニは電通関与でもステマでもない!人の心を操る電通の罠とは

「100日後に死ぬワニ」が電通と繋がっていたという誤解が広まって炎上していますが、ハッキリ言って読者に目を覚ませと伝えたい!

結論から言って100ワニと電通との繋がりはまったくの誤解ですが、電通の炎上商法にまんまと多くの人が利用されていることに気づいて欲しくてこの記事を書きました。

この記事では100日後に死ぬワニの原作者きくちゆうきさんと電通が手を組んでいたと言う誤った認識を、感情的にではなく心理学と広告代理店のやり方から論理的に解説していきます。

どうかみなさん、きくちゆうきさんの純粋な心とワニくんの死をぶち壊した【電通の炎上の罠】に騙されないようにこの記事を読んでみてください。

100ワニは電通関与でもステマでもない理由

反感を買った広告

100日後に死ぬワニは、最終回が完結した直後に「書籍化決定・映画化決定・グッズなど続々」などと大々的に発表されたことと、「100日後に死ぬワニ公式」というTwitterアカウントを管理する株式会社ベイシカの取引会社欄に「電通」の記載があったことから「100日後に死ぬワニは電通案件だ」と言われ読者から反感を買いました。

もとから計画されていたかのようなやり方に読者は不信感を抱いたようです。

しかしこれは完全に電通が起こした炎上の罠です。

なにが罠かってことは私の想像をはるかに凌駕する解説をDaiGoさんがしてくれていますので動画が見られる方はこの動画を見てみてください↓

ただし動画だと長いので、このあと簡潔に内容をまとめてあります。

文章で簡単に理解したい方はこちらをご覧ください。

では説明に入ります。

そもそもなぜPR方法をミスったのか

まずなぜ最終回の直後に間髪入れずにあんな広告を出したのかですが、そもそも100ワニ作者のきくちゆうきさんは自身で広告を打ってはいません。

あの広告は広告代理店である電通が請け負って、作者のきくちさんは電通の指示に従ったかたちになります。

つまり電通がミスったということです。

電通がPRをミスった原因は次のどちらかだとDaiGoさんは解説しています↓

  • 電通の担当者がバカ
  • ワザと炎上させてマーケティングしている

そしてこれはおそらく「ワザと炎上させた」とDaiGoさんは言います。私もそう思います。

だから100ワニ作者のきくちゆうきさんは「被害者」だと考えるべきです。

ここからはなんでみなさんが反感を覚えるような広告を電通が出したのか広告業界のやり方の面から解説していきます↓

 

広告は「話題になったら勝ち」

広告の世界では「広告は話題になったら勝ち」というのは鉄則です。

(なぜ話題になっただけで勝ちなのかは後述します。ここではそういうものなんだという認識でOKです。)

だから言ってしまえば広告代理店にとって作品ができたストーリーや作者の思いなんかは関係ないというのが広告の世界なんです。

こわいでしょ?(笑)

だから今回のように「100日後に死ぬワニ」が思いを込めて作られた作品であるにもかかわらず、電通は「関係ない」と思っているので、ああいった作品を台無しにするタイミングで広告を出せるのです。

そして結果的に炎上して話題になっているので、結局電通の思い通りになっていることに気づきましょう。

電通批判も意味がありません。むしろ逆効果です。

このような手法はDaiGoさんも言っていますが、電通に限らず世界の広告でもよくやられている手法です。

このことを知らない一般の人はすぐ広告代理店の手のひらで転がされてしまいます。

これが広告業界のマーケティングです。

これは広告の知識としてはけっこう基本で今後も必ず遭遇しますから覚えておきましょう。

ではなぜ今回のように「広告は話題になったら勝ち」なのか心理的に解説します↓

 

みんな電通に「嫌儲バイアス」を利用された

人にはお金儲けをしようとしている行為を嫌う心理があります。

これを心理学用語で「嫌儲(けんちょ)バイアス」と言います。

つまり「お金儲け目的」を「悪いことだ」と思いこむ心理です。

今回「100日後に死ぬワニ」が炎上した理由は最終回直後に広告を出したことで「なんだよ金儲けかよ」と思われたところにあります。

おわかりですか?

電通はこの”嫌儲バイアス”を利用して意図的に100ワニを炎上させたワケです。

おーコワ・・・。

でも冷静に考えると漫画家であるきくちゆうきさんが漫画でお金を稼ぐのは当たり前ですし悪いことではないですよね?

ではなぜ今回、このような嫌儲バイアスが読者に生まれたかというと何度も言いますが広告の内容ではなく”タイミング”です。

そしてこのタイミングをどうすれば炎上するのか・どうすれば広告効果を最大にできるのかなんて、世界の電通さんが知らないワケがないんです。

では「本来ならどうするべきだったのか」、「その方法をなぜ電通は取らなかったのか」という解説に進みます↓

 

電通は本来はこうすべきだった

では今回の「100日後に死ぬワニ」の書籍化や映画化といった広告はどんなタイミングでやれば反感を買わなかったのでしょうか。

それはみんながワニくんロスを感じ始めたタイミングです。

「もう一回やってくれないかな」「書籍化しないかな」という反応が出てきたタイミングを見計らって「みんなに求められてから」やるべきでした。

そうすればタイミングとして自然で心理的に不合理が無いので人びとに受け入れられるわけです。

電通ほどの広告代理店だったらそういった統計や情報を集めることはできるし本来やるべきでしたが、それを今回電通はやらなかったというワケです。

電通がなぜこれをやらなかったのかということはここで書くとごちゃごちゃしてしまうので後述しています。

これについてDaiGoさんは「PR会社の人間が考えられないってことはたぶん担当者が相当無能なんだろうな」と皮肉っていました。

  • 無能
  • 面倒くさがり
  • 人の気持ちを考えられない

100ワニ炎上の裏側にはこういった人が担当になってしまった不運もあるでしょう。

ではなぜ炎上が起きてしまったのかというと次です↓

 

なぜ炎上が起きてしまったのか心理学的に解説

人には「自分が見ている世界に一貫性を見出したい」と思う心理があります。

(心理学用語ではこれを「ポジティブセルフコンセプト」というんですが覚えなくても大丈夫です。)

ここで言う一貫性とは、例えば自分のやってきたことや信じてきたことはこれからも信じていきたいという思いだったり、今までやってきたことはこれからの人生に繋がっていくんだと思いたい心理です。

心理学的に言うと難しそうに聞こえますが、まあ当然ですよね。

だから人は自分の1回取った行動や考えを人は続けたい心理があります。

それを今回の「100日後に死ぬワニ」に当てはめると、ワニくんに共感してきた気持ちがそれにあたります。

最終回でワニくんが死んでしまったあとも「ワニくんに対する気持ちを持ち続けたい」という心理が読者にはあったわけです。

それを最終回後に突然ぶった切ったのが「電通」です。

今まで頑張って信じてやってきたことを否定されると腹が立ちますよね?

それと同じことが今回電通によって大規模に起きてしまったことで炎上したという流れです。

この電通の行為によって「100日後に死ぬワニ」という作品が侵害された結果になりました。

だから作者のきくちゆうきさんは被害者ということになるのです。

作者は悪くないということがわかってきたのではないでしょうか。

ではこの記事の本質といえる「なぜ電通はわざと炎上させたのか」というところを解説します↓

 

なぜ電通はわざと炎上させたのか

考えてみれば、ここまで紹介してきたのは広告代理店なら当然知っていることです。

一貫性を保てばみんなの共感が得られることなんか広告のプロである電通は知っているはずです。

ではなぜ電通は炎上をさせたのか。

ここ、今回の本質です。

それは「作者が広告をする目的」と「広告代理店が広告をする目的」が違うからです。

作者の目的は「作品が愛されること」

広告代理店の目的は「儲けを出すこと」

です。

だから電通は、一貫性を保った方が読者には愛されることを知っていながら、「炎上しても儲かるんだったら面倒なことをやる必要が無い」と考えたんです。

なんで炎上すると儲かるのかというとまた人の心理にあります↓

 

電通が炎上しても儲かる仕組みとは

実は炎上しても儲かるのは心理的に避けられないことなんです。

人は「単純接触頻度」が増えると無意識に重要だと思い込む性質を持っています。

これは「注目度と重要度の相関性」と言って、炎上のような悪い情報でも接触回数が増えると重要なことに感じてしまうという人間の心理です。

これはかなり頻繁に自分の身に起きている事なので覚えておくべきです!

簡単にいうと、良いことも悪いこともそれに触れた回数や見た回数を重ねるほど、潜在意識に刷り込まれて「悪」も「重要なこと」に変換されてしまうんです。

それで結果的に購買意欲に繋がってしまうという仕組みなんですね。

・・・やばいですよね?

これが今回のカラクリです。

というか炎上商法の仕組みでもあります。

いかに作者や読者が広告代理店に踊らされているのかわかりますよね?

言ってみれば今回の件で批判ツイートをして炎上に乗っかっている一人ひとりが、電通からしてみればいいコマなわけです。

結局、電通の一人勝ちになってしまっていることに気づいたでしょうか。

ここまでなんとなくでも理解してもらえたら嬉しいです。

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100ワニは電通関与でもステマでもない理由【まとめ】

今回は「100ワニは電通関与でもステマでもない!人の心を操る電通の炎上の罠とは」というテーマでお送りしました。

まとめ
  • 電通と100ワニ作者は繋がっていない。
  • 電通はわざと100ワニ最終回直後に広告を出して炎上させた。
  • 電通は炎上でも儲かることを知っている。
  • 被害者は作者と読者。
  • 炎上に乗っかって100ワニを叩いている人は電通の思う壺なのでやめよう!

100日で死ぬワニには何の罪もありません。

すべての原因は電通です。

これからも100日後に死ぬワニを愛してあげてください。

これが言いたくて書いた記事です。

長くなりましたが最後までご覧いただきありがとうございました!

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